CAMPTON東山ろくのこだわり

東山ろくが建つこの地域は「六波羅」と呼ばれ、近くに六波羅蜜寺や六道の辻、六波羅珍皇寺があります。古くは鴨川東岸、五条大路(いまの松原通り)から七条大路一帯を表す地名の由来は、この地の古い地名である轆轤原(ろくろがはら)に由来するといわれています。
また、六角形はとてもバランスの取れた形で、調和や安定を表し、幸せを運んでくれる形として昔から愛用されてきました。亀の甲羅や蜂の巣、雪の結晶など、六角形が規則正しく並んだ構造は「はにかむ構造」と呼ばれ、最も安定した力を発揮し、長命・長寿の象徴といわれています。
そんな「ろく」に囲まれた落ち着いた空間で、寛いだ時間をお過ごしください。

建物

建物

大正3年(1914年)に完成した京町家を、職人の手で丁寧に修繕し、当時の外観を留めています。建物内にも建具や欄間など、代々の所有者が大切に紡いできた100年以上の歴史あるこの建物で、宿泊されるお客様も建築当時に思いをはせることができるよう落ち着いた空間に仕上げました。
私たちも、建物の中に数多く施された亀甲のように、この建物の長命を祈るとともに、その歴史を次世代に紡(つむ)ぐことができる幸せを感じています。

信楽焼の湯舟

信楽焼の湯舟

CAMPTONでは初めて使用する信楽焼の丸形浴槽は、人の心と身体をゆったりと包み込みます。湯舟の窓からは中庭を眺めることができ、リラックスできる空間です。

和紙アート

和紙アート

京都在住で数々の名誉ある賞を受賞された和紙デザイナーの堀木エリ子氏が和紙光壁や照明を制作し、落ち着いた陰影とともに町家の情緒や情感、移ろいを楽しめる空間を監修されました。これらの和紙アートも「ろく」をモチーフにして製作されており、この調和された六角形が、きっとお客様に寛ぎだけでなく、心が安定する居心地の良さをもたらすことと思います。堀木エリ子氏の略歴やプロフィールはこちら。

暖簾

暖簾

東山ろくに掛けられた暖簾は、北陸書道院理事長の青柳雛氏の「書」と、堀木エリ子氏のデザインの「ロゴマーク」が配置されており、ご宿泊の皆様を京町家の世界へ誘い(いざない)ます。

冷暖房設備 寝室キングベッド

冷暖房設備

滞在中、快適にお過ごしいただけるよう各部屋にエアコンを設置しています。また、お風呂にもバスタイムに足を温めてくれる床暖房を設置し、脱衣所にはタオルウォーマーを設置しています。

欄間(らんま)

家具

家具は各お部屋に合わせて独自のものをご用意しております。それぞれのお部屋の個性溢れる空間をお楽しみください。

調度品 洗面台

調度品

信楽焼の洗面ボウルなど部屋の雰囲気にあった物を選んで設えております。

キッチン

キッチン

キッチンには、お部屋でお食事をとることができるよう、簡単な調理道具やカトラリー・グラス等をご用意しています。

寝具 寝室ツインベッド

寝具

皇室や迎賓館でも使用されている“日本ベッド社製”を使用しております。宿泊者の人数によって日本寝具のお布団をご用意しています。

タオル・アメニティ類

タオル・アメニティ類

タオルは肌触りの良さで有名なイケウチオーガニックのものを使用し、化粧水、クレンジングオイル、フェイシャルソープは、舞妓さん御用達の京都で約70年の歴史がある「京都ちどりや」のものを使用しています。